2009/10/26

これがウワサの?

09裏の教会の解体工事がひと段落してから、3週間ほどが経ちました。

それまで、毎日響いてた重機の騒音も静まり、いまは土台だけが残っている状態です(こんな感じ)

工事の仕上げには、建物の周囲で十年以上伸び放題になっていた雑草や木々もきれいさっぱりと刈り取られ、切り倒されました。そして現れたのが、このナゾの入口?

わが家から見ると、元教会の背中に向かって右側面にあたる(写真の左側約10メートル先にわが家あり)石垣の真ん中あたりに、ぽっかりと穴が開いていました。

どうやら、これがウワサの防空壕? 石垣は高さ3.5メートルほどあり、その上に土を盛って教会が建っていました。となると、この奥の空間もかなりの広さになるはず。

今でも、その近くまで行けば中が覗けそうですが。この写真でも分かるように、いつ崩れてもおかしくない危うさ。娘にも、あらためて近づかないようにと言っておきました。

ただ、もしこの穴が防空壕だとすれば、とうぜんわたしが子どものころにも存在してたはず。となれば、人に注意する以前に、自分たちが興味津々だったろうに。不思議なことに、そんな記憶はなし。そこで母に確認すると、この手前には民家が建っていて、その庭に面していたはずとのことでした。

もしそうだとしたら、ここに住んでいた家族は、ずっとこの穴倉と向かい合って暮らしていたのか。それはそれで、危険を感じていたろうに。まさか、何かに使っていたわけじゃないよな(もしかしたらアライグマの棲みか?)。といって、このままじゃ、新しい建物をこの上に建てるわけにもいかないだろうし。

というわけで、長ーく時間が止まっていた分、真相を確かめるのも難しいナゾの数々で、いろいろと想像力を掻き立ててくれる教会なのでした。

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2009/10/09

あら、見つけた

09これも、このカテゴリーに入れておきましょう。

昨日、台風一過の空に浮かぶ雲を撮っていたら、教会が消えて新しく開けた視界の先に見慣れたシルエットを発見しました。

なんとベランダから、富士山が見えたのです。

そうか、わが家から見て富士山は、教会の背中のほぼど真ん中の方角にあったのですね。そりゃ、見えなかったわけだ。

まあ、見えたといっても、その9合目から上がいくつもの屋根の向こうに飛び出してるくらいですが(どこに?という方は写真をクリック)。昨日も、太陽がその方角に沈むまではぜんぜん見えていなかったし、そもそも予想もしていなかったので、突然のシルエットには驚きました。

また、これは昨日の空の条件が台風で特別だったからでしょうが、逆光に浮かぶその稜線が鮮やかで、しばらく見入ってしまいました。わたしたちが(最初に見つけたのはカミさんでした)あんまり騒いでいたので、階段がしんどくてめったに3階へは上がってこない母親まで、わざわざ見に来てました。

それにしても、自分の家から見えることが分かっただけで、なんとなく得した気分にさせてくれるのも富士山ならでは。まあ、同じ場所に50年近く住んでいて初めて気づくというのは、珍しいケースだとは思いますが。

おそらく、この裏の空き地の見通しがいいのはこの1年くらいでしょう。せいぜいその間だけでも、季節ごとのその姿を楽しませてもらいます。

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2009/10/08

嵐が過ぎて

09台風は、予報どおりに列島を丁寧になぞって縦断していったようで。しかも、その勢力は衰えることなく、各地の交通網に大きな影響を与えていったとのこと。

わが家の裏の教会も、このように跡形もなく吹き飛ばされてしまいました。なわけないか?

晴れの日も雨の日も、急ピッチで進んでいた(それまではここだけ時間が止まっていたのに)解体作業もほぼ終了して、土台だけが残る日当たりのいい空き地となっています。

でも、作業の日程が少しズレていたら、ここに山と積まれていた瓦礫や廃材が強風に煽られてけっこう危険なことになっていたはず。まあ、それを計算して急いでいたのかもしれませんけど。とにかく、ひさしぶりの「教会」の現状報告でした。

なんてことを、なぜこんな時間に書き込めているか。文頭の台風関係の話しが、なぜそれほど他人事なのか(もろ通勤時間のはずなのに)。その、理由は。

じつは、わが家に、別の台風が上陸中だから。つまり、小学生の娘が、昨日下校してきてから発熱中なのです。しかもお医者さんはA型って言っていたらしいし。これはもしかしたら、世間でウワサのあれか?ついに、わが家にも直撃なのか?

ということで、本日は自宅待機の身となっていたわたしなのでした(悪天候のなか通勤されたみなさん、ごめんなさい)。

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2009/09/27

解体済んで日が暮れて

09_2さて、連休中一休みしていた工事が再開された裏の崖の上の教会。

埃よけのシートが取り払われると、見事にその姿が無くなっていました。かろうじて残っているのは、わが家から見えていた背面の中央部分、どうやらここは地下室の明り取りの窓だったようです。

なんて言われても、その前を知らなければビフォー・アフターにもならないので、なんのこっちゃという方は、ほぼ1か月前のこちらと比べてみてください。

ほとんどがトタン板で補修されていた教会の背面のなかで、中央下部にそこだけ建物の壁面がそのまま見えていた部分がありました。それが、今残っている四角い壁面。

その内側には地下室への降り口があったのか、ここだけ構造が分厚かったようで取り残されています。

やはり、建物が無くなってみると、それなりに広いこの敷地。はたして、今後どのように使われることになるのか。その前にまだ、床板の下に見える地下部分の解体など、めんどうな工程があるのかもしれませんが。引き続き、その作業から目が離せません。

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2009/09/22

ビフォー・アフターも連休中

09シルバー・ウイーク(だれが決めたんだこの名前)も、残り2日。皆さまは、いかがお過ごしでしょうか。

わたしの今日のメインメニューは、枝落とし。切っても切ってもまた伸びてくる玄関前の木の枝(でも木の名前は忘れた)を、高枝切りバサミでゴミ袋4つぶん切り落としていました。

もちろん、腕も、肩も、首もパンパンです。でも、この痛みのピークが来るのは、3日後くらいでしょう。

そんな、慣れない作業姿とは反対に、裏の崖の上の教会(元教会か?)の解体作業は連休中。埃よけのシートが風にはためく音だけが、時おりパタパタと聞こえてきます。

それでも、このお休みに入る前までに、その本体の姿はほとんどなくなっていて。シートさえなければ、その敷地の向こう側まで見通せてしまう状態。50年以上そこにあったはずの建物が消えてのいきなりの素通しは、やはり落ち着かないですね。

わが家から見える元裏庭スペースには、教会に暮らしていた(それも数年前までですが)人たちが使っていたと思われる家電品や、保育園時代の絵本や遊具の残骸が積まれています。その一つひとつ古さを見て、この教会に流れていた時間の長さをあらためて感じまています。

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2009/09/09

ビフォー・アフター 十字架の2

09たしかに、昨日までそこにあった十字架は、すっかりなくなっていました。

まあ、この写真だけを見れば、曇り空を見上げただけのなんでもない風景。この状態もほんの一時のもので、すぐまた取り壊しが進んで、違った景色が見えてくるのでしょう。

丘の中腹に立っているこの教会は、けっこう遠くからでもその姿が見えました。子どものころの自分にとっては、まさにランドマークでした。

今は娘が通っている小学校の教室からも、あの後ろが自分ちなんだよなあと、授業中によくながめてたし。

その娘も「家に帰って来るときにはまだ十字架はあったんだよ」って昨日も話してたから、このあたりの景色の共通の記憶としては残ることでしょう。

さて、今日はこれから、2ヶ月に1回の通院に行ってきます。ということはまた、一部で好評の不定期連載企画が始まるということ。ただ、今回の目的は、それだけではないんですけどね。

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2009/09/08

ビフォー・アフター 十字架の1

09密林の中からおよそ10年ぶりに現れた教会は、日一日とその姿を変えつつあります。

今朝も、いつ崩れ落ちても不思議ではなかった屋根の上で、瓦を外す作業をしているのを確認してから出かけました。

すると夕方、またもやカミさんから携帯にメールが。ついにその十字架が、姿を消したとのことでした。

教会は、わが家のすぐ裏にある、2.5階くらいの高さの石垣の上に建っています(この写真は3階のベランダから撮ってます)。この場所でわが家は何度か立て替えましたが、振り返るとそこにはいつも同じ十字架が立っていました。その十字架が無くなった景色は、また明日、明るくなってから確認することにします。

解体が始まって数日、いままでそこにあってもちっとも話題にならなかった教会について、いろいろなウワサが聞こえてきました。なかでも驚いたのが、その石垣の途中に防空壕の入口があるという話。ということは、この教会は戦前からここにあったのか。もしかすると、この建物もずっとそのままで。それにしても、これだけの高さがある石垣の中の防空壕とは、どれだけ大きいのか。とにかく、初耳だらけです。

ただ、その時代のことを確認しようにも、わたしの母でさえ結婚してここに住むようになったのは昭和30年代前半だから。当時を知る生き証人など、この近所にはほとんど見当たりません。アライグマが出てくるかもなんて心配は、まだまだ序の口なのかもしれません。

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2009/09/05

ビフォー・アフターの2

09教会の森のその後については明日のお楽しみと書いておきながら、1日開いてしまいました。

その理由はつまり、金曜日のうちに家に帰りつかなかったということです(ちょっと勢いつきすぎたな)。

とはいえ、金曜日の朝、会社へ出かける前に、伐採部隊の仕事ぶりだけは確認して写真にとっておきました。それが、上の1枚。

おー、この壁面と地面を見たのは何年ぶりだろう。下の写真と、たしかに同じ場所なのですが。みなさんも、それぞれをクリックして比べてみてください。

まったく、どれだけほったらかしにしておけば、これだけ草木が育つのか。ただ、写真にも写っているとおり、伐採後にはすでに解体工事のためのパイプが、建物のまわりに用意されていました。

わが家としては、このまま静かな教会としてそこにあってくれるのが理想なのですが(少なくとも50年は同じ景色だったはずなので)。このあと、どのような作業が続いて、この土地がどのように使われるのか。動物たちの大移動はあるのか。はたして、匠の技は見られるのか。

裏の崖の上のビフォー・アフターは、まだしばらくシリーズとして続くことになりそうです。

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2009/09/03

ビフォー・アフターの1

09この写真は、約1か月半前のものです。

ただ、今朝会社へ出かけるとき、たしかにこの密林の奥からウィーンという、電動音が聞こえていました。

すると夕方、カミさんから携帯にメールが。

どうやら今日、この未踏の地におよそ10年?ぶりに伐採部隊が踏み込んだようです。しかし、夜暗くなってから帰宅したわたしは、まだその結果を確かめてはいません。

はたして、昔保育園の園児が遊んでいた教会の裏庭はどうなっているのか、生物の痕跡は、アライグマはほんとうにこの森?に住み着いているのか。すべては明日、明るくなってからのお楽しみです。

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